35.七条大滝 支笏湖周辺 [山の中探検]
今から3年前の 2月2日のお話しです
讀賣新聞の1面に、「七条大滝」の写真が掲載されていました。
(勇払川の水が氷の滝になる)
こんな写真を見てしまったら 絶対行くっきゃないでしょう
札幌から1時間弱くらいでこの滝に出会えるなら…
と言う事で、早速週末に時間を作って 仲ちゃんと行く事にしました。
先日購入したスノーシューを使いたくてたまらない二人。
これまでも百合が原公園、
豊平渓ダム、
西岡水源地公園、
西岡水源地公園part2
さっぽろ湖
青い池
小天狗山の裏を歩きました。
↑ ↑ ↑ クリックして下さい。
支笏湖に出ました。
赤のラインが七条大滝です。
今にも雪が降り出しそう。
そして今日から『千歳・支笏湖氷濤まつり』が開催されます。
左側に見える山の中には、鹿の群れが見えました。
札幌芸術の森から1本道で、支笏湖に出られます。
あ!七条大滝への入口が見えました。
指定の無料駐車場に車を停めて、入口まで歩きます。
入口に外国人がいて、話し掛けられました。
『今滝から歩いて来たのですが、ポールのヘッドを
落としてしまいました。貴方たちが歩いてヘッドを見つけたら、
支笏湖の●●ホテルのロビーまで届けて下さい』との事。
だけど、こんなフッカフカの雪。
ヘッドを落としたら、雪に埋もれて絶対みつからないよ~
スノーシューを持ってきたのですが、道が付いていて
履く必要がなかったので、持って歩きます。
仲ちゃんは持って歩いていますが、私はスノーシューが
重たくてたまらず、途中の雪の中の木の下に置いて
行く事にしました。
ここでポール等で目印を付ければ良かったのに、
それを怠った為、後で大変な事になりました。
ボットボト…湿り気のある大粒の雪が降って来ました。
歩いたのは『平成26年2月』。
熊が現れたのは恐らくこの辺でしょうか…。
平成26年10月、
山菜採りに来た人が熊に襲われ、頭を噛まれ、
腕を骨折した事故がありました
※この看板は10月にここを訪れた時に、入口に立てられていた看板です。
しばらく進むと家族に会いました。
「滝はもう少しですか?」
「あ!あと10分くらいですよ」
「滝は見られましたか?」
「危険そうでしたので、下に降りなかったです」
そう言えば、入口で会った外国人が
「アイゼンはありますか?アイゼンがないと、
ちょっと厳しいかも知れませんよ」と教えてくれた。
重たい雪で、うつむきながら歩きます。
ダウンが湿り気のある雪でべっちゃべちゃになったので、
リュックからウィンドブレーカーを出して上に着ました。
雪が降っているだけじゃなく、木の枝からも落雪です。
やっと看板。けど…滝はどこ?
お~~~!!50分歩いて、やっと看板をみつけました
凄い急な坂です。
アイゼンは持ってないけど、何とか行けそうですね。
後ろ向きに下りた方が安全みたいです
秋に写した写真 ↓ ↓ ↓ かなり急でしょ~
私はここでツルンと滑って、頭打って、ひじ打って…
頭痛と吐き気に襲われたまま下りていきます
下から見たらこんな感じ
このロープを使って下ります。
滝の音が聞こえ、氷の固まりが見えてきました
秋に見える滝は 1本です
わぁ~~oh~~
右下に写ってるのが 仲ちゃんです。
冬の滝
秋の滝
凄い迫力
綺麗で、嬉しくてバッチバチ写真を撮ります
疲れた顔ですが、1枚撮ってもらいました。
日も暮れ始め、ダウンに水が染みてきたので、
こんなに歩いたのに 寒くなって来ました。
すっかり日が落ちて、辺りは真っ暗。
雪に埋めたスノーシューを探しながら歩きます。
しかし、スノーシューを埋めた所が分からなくなってしまい、
見つけられないまま出口まで来てしまいました。
「ポールで目印付けてたんじゃないの?」
「いんや、全部丸ごと埋めてしまって…」
「明日、明るいうちにもう一回来て、探し出すから
今日はそのまま帰ろうよ…」疲れ果てて
仲ちゃんにそう言うと、
「いや、見つけ出す」
そう言うと仲ちゃん…また山の中へ入って行きました。
トボトボ私もついて行きます。
仲ちゃんが「この辺じゃなかったかな~??」
と言って、雪がこんもり盛り上がった所を掘ると…
やった~~!!出てきた~~!!
すっかり身体が冷えてしまったけど、涙が出る程嬉しかった
スノーシューの上に20cm以上雪が積もっていました。
ダンプが雪煙を上げて、真横を走り抜けていきます。
私はクタクタ、仲ちゃんはスタスタ歩いていきます。
まずは、水で重たくなったダウンを脱いで、
コンロでお湯を沸かし、暖かいコーヒーを飲みますよ
寒い寒い。なかなか温まりません。
今日から支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり。
私は1度も見た事がないので、行ってみたいと思いました。
赤が七条大滝。緑がお祭り会場と札幌方面。
しばらく走ると、衝突事故があり、
その先は、お祭りで並ぶ駐車場渋滞が出来ていました。
これじゃー札幌に帰るにも時間がかかり過ぎます。
そしたら、千歳を抜けて帰るか~~。
…と青のラインを帰ることにしました。
雪が融けて、葉っぱが落ちた10月。
ゲートが開いていて、車でなら入る事が出来ました。
熊には出会わなかったですが、この時期徒歩では襲われますね。
すっごく綺麗で感動でした
北海道だとわかってはいても
雪のない支笏湖とは、やっぱりおお違いですね
秋の支笏湖 丸駒温泉からR453へ出る道で
目の前を大きな鹿が横切っていきました
こっちでも、何度か野生の鹿は見ましたが
あれは、大きかったなぁ~
by T2 (2017-02-14 22:26)
★T2さんは北海道が好きなんですね。
自分たちは老後、冬の短い「道南の鹿部」に
移住したいと考えています。
冬はもう嫌だな~。
by りか (2017-02-19 01:21)