33.三笠ジオパークツアー 三笠恐竜博物館集合

平成２７年１０月１７日　ポカポカ陽気の秋。
三笠の恐竜博物館で、「ジオパークツアー」が開催されました。

２ヶ月前の広告を見て、参加を決めました。
私は一人で参加です。

現地に集合し、参加料１００円を支払います。
そこで知らない方々とグループになり、この写真の方の案内で
博物館裏の散策道を１時間半近く歩きます。。

ツアーの案内係は酒井さん。

恐竜がアンモナイトを食べています。
近付くと迫力がありますね。

この三笠はかつて炭鉱の町でした。
このトロッコは人を乗せるとバックで走り、
バックで地上の明かりを見ながら坑内に
入って行ったそうです。

昭和15年頃の写真です。
自分の夫がこのような仕事だったら…心配だろうな～。
だけど、炭鉱で働いた方の年金って、すんごく高いですよね。
今は年金でいい暮らししている方が多いです。

博物館の裏に、こんな素敵な景色が広がっているとは
思ってもいなかったです。
いつもバイクで走り抜けていただけで、知りもしなかった

この川は２色に分かれているんですよ。
二つの川の合流地点だそうです。魚はいるのかな～？

２色ですね。

橋を渡ると看板があり、今日はこの看板に沿ったツアーとなります。

散歩道の石の壁には、苔が生して情緒がありますよ。

紅葉も始まっています。

この看板の写真(右上)の岩盤が・・・↓　↓　↓

現在はこのように木が生えています。
石炭が取れた岩盤です。

酒井さんの案内を聞きながら、古くからの建物を観て、
自然を見て、いいな空気を吸って、何て素敵な時間なんでしょう。
日頃の疲れが次第に取れていきますね。

ここは石炭の大きさを選別していた場所って言ってたかな～。
雪が降るとこの建物に、鹿が寒さを凌ぎに来るんですって。

建物の横には、炭鉱でお馴染みのコレ(たてや？)がありますが、
ここのは背が低いですよね。
それは、ここが頂上で、この下は地中に埋まっているからだと
説明を受けました。

この方々と一緒に行動しました。

そして階段を下りて元の散策道に戻り、
少し歩いてから又更に下に降ります。

硫黄の香りがしますが、足元に流れる水は冷たいです。

今は閉じられている坑道ですが、昔は賑わって
いたのでしょうね。

そしてここは、日本国内でも珍しい「縦の地層」。
この縦断層の間に石炭が詰まっていて、当時は
夜な夜な石炭泥棒が出没していたそうです。

石炭のダイヤモンドが埋まっているのだそうです。

ここは活断層で、ここをひとまたぎするだけで、
年代がタイムスリップするんですって。

この先は「５０００万年前の地層」って事になります。

この貝は、桂沢の採石場で発掘されたんだそうです。

歩いてきたトンネルを振り返ります。

今季最後のツアーはここでお仕舞いです。

昭和１５年にはこの場所から山中に入った所に
温泉があり、炭鉱で働いていた人たちは、
その温泉で疲れを取ったという事です。

あの大きな石がトロッコの線路があった所ですって。

このトンネルは、石炭を運ぶ為に掘ったトンネルだったんですね。

ここからＵターンして、スタート地点に戻ります。

戻って来ました。

恐竜博物館も観光したかったのですが、私は仕事に戻ります。

別の日。
紅葉が散って氷雨が降るある日、彼をつれてまた来ました。

氷雨でシューズが濡れて靴下が冷たくなりました。
散策路は枯葉でいっぱいになっていました。

いずれここも雪の中に埋まってしまうのでしょうね。
今度はスノーシューで歩いてみようかな。