岩内でホッケ釣り

平成３０年２月４日（日）の営業が終わったのは
日にちが変わった深夜１時半。

釣りをする為、岩内に出発します。

深夜２時。Ｒ１２幌向～江別～Ｒ３３７～当別～
銭函～小樽の朝里～

毛無（けなし）峠を走り～銀山（ぎんざん）～

泊原発のある泊村～

１５７キロ走り「盃港」まで来た頃には、
辺りが明るくなり始めていました。

ほっけ釣りは、周りに撒き餌している人がいる所が
穴場なんだそうですが、盃港、

いつもは釣り人がいる海岸…

この辺も…

石の浜にも…

釣り人の姿はどこにもありません。

そのうち車は神威岬まで来てしまいました。

神威岬で心が折れ、Ｕターン。
誰もいない強風の道の駅でトイレタイム。

何処かで仮眠しないと睡魔が襲ってきます。

ツルンツルンのアイスバーンはまるでスケートリンク。

そろそろ釣り人が現れてもいい時間なのに…

港を色々見て回りましたが結局　鳥しかいませんでした。

残念な気持ちになりながら…

このまま釣りしないで帰る？と弱気な２人。

神恵内（かもえない）トンネルかな？

あれ？ここの港…４年前に釣りに来た所かな？

そうかな～？
車から降りてちょっと港を歩いてみる。

仲ちゃんここまで軽く２００キロ運転しているのに元気！！

あれれ？ここの港は前の所とはちょっと違うんじゃない？

うん。景色が違うような気がするよ。

それにしても、すっごく寒い

そんなこんなで、一人も釣り人を発見できないまま
岩内港に行き、２人共睡魔に襲われ、
昼の１１時まで寝てしまった

目を覚まして、寝ぼけ眼で外を見ると…
いつのまにか隣に来ていた家族が
バンバン魚を釣ってる。

仲ちゃん。起きて！！あの家族見て！！
あの魚はウグイ？

仲ちゃん　ジィーーーと目を凝らし…

ホッケ釣ってるよ～～

自分達も慌てて釣りの準備。
撒き餌をして釣竿を垂れると、
短時間でバンバンかかり、竿が動く度に
周りの人が「引いてるよ！」って教えてくれて、

本日１番の大きさのホッケを釣った時は、
周りの人が集まってきて、遠くで釣ってた人も
「ここで釣っていいですか？」って場所を移動してきて、
和気あいあいしていて本当に楽しかったです。

釣ったばっかりのホッケは、ブルーやグリーンに輝いていて、
スーパーでは見られない色でした。

しかし気温はマイナス５℃。

靴下用のホッカイロに助けられました。

寒くて一度車に戻り、カップラーメンにお湯を入れて食べる。

時間は１４時半過ぎ。
私達は年中無休で営業しているので、急いで帰ります。

毛無峠はスキー場の「キロロ」からの帰る客で、
峠は追い越し禁止だし、遅い車に合わせてのダラダラ運転

フゥ～～やっと朝里の町の近道まで来れました。
もう辺りは夕日に包まれています。

あと９０キロ強。ガンバレ～

１８時のオープンに間に合いました。

ここから、雪で氷らしたホッケをさばくのですが、
私は苦手なので仲ちゃんが全部やります。

本日１番のホッケ。
私は釣りが苦手です。
釣り上げた魚が苦しそうにパクパクしている姿を
見ると、申し訳なくて胸が苦しくなります。

だけど「美味しくいただきます」と合掌し、
さばくのを見ていました。

シンクが深いので何度もひじをぶつけます。
切り辛そうです。

綺麗におろされたホッケを乾かし…

３日後、袋に入れて冷凍しました。

今年の岩見沢は例年の積雪量を超え、
本当に辛く長い冬でした。

春の訪れが待ち遠しいです。

店の前は毎日こんなに雪が吹き込みます。
もう腰が限界ですトホホ